MENU
  • 問題集一覧
  • 購入から利用開始まで
  • 法人でのご利用
  • 会社概要
  • ブログ
  • よくある質問
  • 公式ショップ
IT資格対策Web問題集の企画・制作・販売
Smart Innovation株式会社
  • 問題集一覧
  • 購入から利用開始まで
  • 法人でのご利用
  • 会社概要
  • ブログ
  • よくある質問
  • 公式ショップ
Smart Innovation株式会社
  • 問題集一覧
  • 購入から利用開始まで
  • 法人でのご利用
  • 会社概要
  • ブログ
  • よくある質問
  • 公式ショップ
  1. ホーム
  2. 資格コラム
  3. DMVPNとは?仕組みとフェーズ1・2・3の違いをENARSI向けに解説

DMVPNとは?仕組みとフェーズ1・2・3の違いをENARSI向けに解説

2026 11/07
資格コラム
2026年11月7日
DMVPNの仕組みとフェーズの違い

DMVPN(Dynamic Multipoint VPN)は、本社と多数の拠点を少ない設定でつなぐためのシスコの技術です。CCNP ENARSIのVPN分野(比重20%)で必ず押さえておきたいテーマです。この記事では、仕組みとフェーズごとの違いを順に説明します。

先に結論から

  • DMVPNは「mGRE」「NHRP」「IPsec」の3つを組み合わせた仕組みです。
  • ハブに拠点(スポーク)を登録させ、必要なときだけスポーク同士で直接トンネルを作ります。
  • フェーズ1はハブ経由のみ、フェーズ2と3はスポーク同士で直接通信できます。
  • フェーズ3では、ハブが経路を集約してもスポーク間の直接通信ができます。
目次

DMVPNを構成する3つの技術

DMVPNを構成するmGRE・NHRP・IPsecとハブ・スポークの関係
技術役割
mGRE(マルチポイントGRE)1つのトンネルインターフェースで、複数の相手とトンネルを張れるようにする
NHRPトンネルのIPアドレスから、相手の実際のIPアドレス(NBMAアドレス)を調べる。スポークはハブ(NHS)に自分のアドレスを登録する
IPsecトンネルを通るデータを暗号化する(DMVPNの必須要素ではないが、実際の運用ではほぼ使う)

ポイントはNHRPです。スポークは起動するとハブに「自分のトンネルIPと実際のIPはこれです」と登録します。ほかのスポークと通信したいときは、ハブに問い合わせて相手の実際のIPを教えてもらい、直接トンネルを作ります。

フェーズ1・2・3の違い

DMVPNのフェーズ1・2・3の通信経路の違い
フェーズ1フェーズ2フェーズ3
スポーク同士の通信常にハブ経由直接トンネルを作る直接トンネルを作る
スポークのトンネルポイントツーポイントのGREmGREmGRE
ハブでの経路集約できるできない(ネクストホップを変えずに広告する必要がある)できる
直接トンネルのきっかけなし経路表のネクストホップハブからのNHRPリダイレクト

フェーズ2では、スポークは「相手スポークのトンネルIP」をネクストホップとする経路を持つ必要があります。そのため、ハブは経路を集約できず、ネクストホップも書き換えずに広告しなければなりません。フェーズ3では、ハブが「直接つないだほうが早い」とスポークに知らせる(NHRPリダイレクト)ので、ハブでの集約が可能になり、大規模な構成に向いています。

フェーズ3の基本設定

ハブ

interface Tunnel0
 ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
 ip nhrp network-id 1
 ip nhrp map multicast dynamic
 ip nhrp redirect
 tunnel source GigabitEthernet0/0
 tunnel mode gre multipoint

スポーク

interface Tunnel0
 ip address 10.0.0.2 255.255.255.0
 ip nhrp network-id 1
 ip nhrp nhs 10.0.0.1 nbma 203.0.113.1 multicast
 ip nhrp shortcut
 tunnel source GigabitEthernet0/0
 tunnel mode gre multipoint

ハブのip nhrp redirectと、スポークのip nhrp shortcutがフェーズ3の目印です。203.0.113.1はハブの実際のIPアドレス(例)です。

確認に使うコマンド

  • show dmvpn:トンネルの相手と状態(UPかどうか)を一覧で確認する
  • show ip nhrp:NHRPで登録・解決したアドレスの対応を確認する
  • show ip route:スポーク宛ての経路とネクストホップを確認する

ENARSIで問われやすいポイント

  • EIGRPをフェーズ2で使う場合、ハブでスプリットホライズンを無効にし、ネクストホップを自分に書き換えない設定が必要です。
  • OSPFを使う場合は、ネットワークタイプの選び方がポイントです。ブロードキャスト型ならハブをDRにし、スポークはDRにならないよう優先度を0にします。
  • show dmvpnの出力から、トンネルが張れていない拠点を見つける問題が出やすいです。

ENARSI全体の勉強の進め方は、ENARSIの勉強法でまとめています。

公式ショップでENARSI対策問題集を見る

よくある質問

DMVPNにIPsecは必須ですか?

必須ではありません。mGREとNHRPだけでも動きますが、インターネットを通る構成では暗号化のためにIPsecを組み合わせるのが一般的です。

フェーズ2とフェーズ3の一番の違いは何ですか?

フェーズ3では、ハブで経路を集約してもスポーク同士が直接通信できる点です。ハブがNHRPリダイレクトでスポークに直接つなぐよう知らせます。

NHRPのNHSとは何ですか?

Next Hop Serverの略で、スポークが自分のアドレスを登録する先のことです。DMVPNでは通常ハブがNHSになります。

資格コラム
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Smart Innovation編集部のアバター Smart Innovation編集部 IT資格対策Web問題集 編集部

IT資格対策Web問題集(CCNA・CCNP・AWS認定)を企画・制作するSmart Innovation株式会社の編集部です。資格の勉強方法や試験の仕組み、ネットワーク技術の解説を、受験する方の目線でお届けしています。
記事の監修は当社代表が行っています。代表は大手ベンダーのネットワークエンジニアとして、官公庁・医療・金融・交通・大手クラウド事業者などの大規模ネットワークの設計・構築に携わり、これまでに200名以上のCCNA合格者、20名以上のCCNP合格者の学習を支援してきました。保有資格:ネットワークスペシャリスト、CCNP Enterprise、CCNP Routing and Switching、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト。

関連記事

  • ACLの種類と書き方
    ACLの種類と書き方|標準・拡張・名前付きと適用する場所
    2026年11月7日
  • uRPFとCoPP
    uRPFとCoPPとは?なりすましと過負荷からルーターを守る仕組み
    2026年11月7日
  • syslog・SNMP・NetFlowの違い
    syslog・SNMP・NetFlowの違い|ネットワーク監視の仕組みと設定例
    2026年11月7日
  • 無線LANコントローラーとCAPWAP
    無線LANコントローラー(WLC)とCAPWAP|APのモードとローミングの種類
    2026年11月7日
  • NAT・PATの仕組み
    NAT・PATの仕組みと設定|4つのアドレスの呼び方と確認コマンド
    2026年11月7日
  • EtherChannelとは
    EtherChannelとは?LACP・PAgPのモードの組み合わせと設定例
    2026年11月7日
  • AAAとRADIUS・TACACS+
    AAAとは?RADIUSとTACACS+の違いと設定例
    2026年11月7日
  • IP SLAとトラッキング
    IP SLAとは?トラッキングでデフォルトルートを切り替える設定例
    2026年11月7日
  • 会社概要
  • お問い合わせ(公式ショップ)
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記(公式ショップ)

© Smart Innovation株式会社

  • メニュー
  • 問題集を見る
  • 公式ショップ
目次