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無線LANコントローラー(WLC)とCAPWAP|APのモードとローミングの種類

2026 11/07
資格コラム
2026年11月7日
無線LANコントローラーとCAPWAP

企業の無線LANでは、たくさんのアクセスポイント(AP)を無線LANコントローラー(WLC)でまとめて管理するのが一般的です。CCNP ENCORでは、WLCとAPのつながり方、APのモード、ローミングの仕組みが問われます。

先に結論から

  • 軽量AP(Lightweight AP)は、WLCとCAPWAPというトンネルでつながり、設定や管理をWLCに任せます。
  • CAPWAPは、制御用にUDP 5246、データ用にUDP 5247を使います。
  • APのモードには、ローカル(通常)、FlexConnect(拠点向け)、モニターなどがあります。
  • ローミングには、同じWLC内のもの、WLC間のL2ローミング、L3ローミングがあります。
目次

WLCと軽量APの関係

WLCと軽量APをつなぐCAPWAP

軽量APは単体では動かず、起動するとWLCを探してCAPWAPのトンネルを作ります。電波の送受信などリアルタイムの処理はAPが行い、認証や設定の管理はWLCが行います。この役割分担を「スプリットMAC」と呼びます。

制御(コントロール)データ
CAPWAPのポートUDP 5246UDP 5247
暗号化DTLSで必ず暗号化任意

APのモード

モード動き
ローカル通常のモード。端末のデータはCAPWAPでWLCまで運ばれる
FlexConnect拠点向け。WLCとの通信が切れても動け、データをその場でスイッチに流せる
モニター端末にはサービスせず、電波の監視や不正APの検知だけを行う
スニファー電波をキャプチャして解析ツールに送る
ブリッジAP同士を無線でつなぐ(メッシュ)

ローミングの種類

無線LANのローミングの種類
種類状況動き
WLC内のローミング同じWLCにつながるAP間を移動WLCの中で情報を切り替えるだけ
L2ローミング(WLC間)別のWLCに移るが、同じサブネット端末の情報が新しいWLCに移る
L3ローミング(WLC間)別のWLCに移り、サブネットも変わる元のWLC(アンカー)と新しいWLC(フォーリン)の間でトンネルを作り、IPアドレスを変えずに通信を続ける

L3ローミングでは、端末のIPアドレスは変わらず、通信は元のWLCを経由して流れます。端末から見ると、移動しても同じネットワークにいるように動きます。

ENCORで問われやすいポイント

  • CAPWAPのポート番号(5246と5247)と、どちらが暗号化必須か。
  • FlexConnectの、WLCに頼らずに通信できる動き。
  • L3ローミングでのアンカーWLCとフォーリンWLCの役割。
  • 電波の強さ(RSSI)とSNRの考え方。値が大きいほど、またSNRが高いほど通信は安定します。

無線LANのセキュリティはWPA3の解説で、ENCOR全体の進め方はENCORの勉強法で紹介しています。

公式ショップでENCOR対策問題集を見る

よくある質問

CAPWAPで使うポート番号を教えてください。

制御用がUDP 5246、データ用がUDP 5247です。

FlexConnectモードとは何ですか?

拠点のAP向けのモードで、WLCとの通信が切れても動作でき、端末のデータをその場のスイッチに流せます。

L3ローミングで端末のIPアドレスは変わりますか?

変わりません。アンカーWLCとフォーリンWLCの間のトンネルで通信を続けます。

資格コラム
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この記事を書いた人

Smart Innovation編集部のアバター Smart Innovation編集部 IT資格対策Web問題集 編集部

IT資格対策Web問題集(CCNA・CCNP・AWS認定)を企画・制作するSmart Innovation株式会社の編集部です。資格の勉強方法や試験の仕組み、ネットワーク技術の解説を、受験する方の目線でお届けしています。
記事の監修は当社代表が行っています。代表は大手ベンダーのネットワークエンジニアとして、官公庁・医療・金融・交通・大手クラウド事業者などの大規模ネットワークの設計・構築に携わり、これまでに200名以上のCCNA合格者、20名以上のCCNP合格者の学習を支援してきました。保有資格:ネットワークスペシャリスト、CCNP Enterprise、CCNP Routing and Switching、AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト。

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